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2011年5月30日 (月)

May.27.2011「無限供給の鍵」

May.27.2011「無限供給の鍵」
今日の詩::梅雨に濡れ シャクヤクの白 鮮やかに

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【島根の信徒の皆様、総裁先生のブログを拝読しましょう。】
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【白鳩会総裁先生のブログを拝読しましょう。】
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 『無限供給の鍵』という谷口雅春大聖師の御著書がある。聖使命会の話をする時には、時々この聖典を使わせていただいている。69頁には、「家庭の繁栄」のことが書かれている。繁栄は何も会社や仕事に限ったことではない。たとえ、自分で創業した会社が繁栄しても、自分の家がうまく行かないのでは面白くないだろう。
 愛は世界でもっとも強力な牽引力であると書かれている。愛が家庭に溢れる時、家庭は繁栄することになる。もちろん、会社で愛が溢れ、お客さんに対して愛深い行動ができるとき、当然のことながら会社は繁栄するのでありましょう。

 家庭の中が繁栄するためにまず第一になすべきことは、家庭から凡ての否定的な想念や言葉を追放することであると書かれています。家族に何かよからぬ習慣が見えても、それを指摘して撓め直すというのではなく、本来家族がもっているところの良さを認めてそれを強調し、「ここのところも、こうしてくれるとお母さんはうれしいよ」というと、家族の行動は次第にその方向に進んでいくのです。否定的な言葉で斬ると、決して良き結果は得られないでしょう。

 70頁には、「お金が足らないなどと言わないように」とあります。「お金がない」という言葉が懐からますますお金を無くすると言うことになります。言葉は創造力があるからです。今は苦しい時期であるとか、金詰まりの時節であるなどと言ってはならないとしております。言葉の力で自縄自縛するのです。否、無縄自縛でありましょう。家中の人々が明るい言葉を出して、神様から与えられた豊かな恩恵に感謝すべきでありましょう。その恩恵に気づくためにこそ私たちは毎日、日時計日記を記載しているのです。

 繁栄の法則の第一は、今与えられていることに感謝することです。神様は、「お前がそんなに喜んでくれるのならば、もっと与えよう」とさらに豊かに与えてくれるに違いありません。すでに与えられている日常の物に対してでも、不意に与えられた奇跡的なできごとであるかのごとく喜んで感謝することであります。それが次なる感謝すべきことを呼び寄せます。この感謝の念が、感謝している人の心を新鮮にするようです。祝福と感謝です。イエスキリストの例が書かれています。五つのパンと二つの魚に心から感謝した時、五千人の人を満腹させてもなお、余りある食糧となって現れたというのです。感謝こそ繁栄の秘訣です。
 現代に於いては、物質的なことに対する感謝もさることとながら、大自然を与えられていることに感謝し、生物多様性の世界を与えられていることに感謝し、人間の豊かな心を内在の世界に神様から与えられていることにこそ、感謝すべきでありましょう。
  私はかつて、オーストラリアの英語の女性インストラクターと話している時、私の郷里である高知県の話になりました。彼女は高知県に旅行に行ったことがあるのです。私は吾が郷里は経済的に豊かでないということを話しました。するとその教師は、私の言葉にびくりしたように「自然に囲まれていること自体が大変な財宝に囲まれている」というのです。私は彼女の言葉に感動致しました。

 74頁には、イエスのことが書かれています。祭壇に供え物を捧げる時、まず兄弟と和解しなければならないというのです。ですから、私たちは、金持ちとも貧乏な人とも仲良くしましょう。金持ちを拒否すると、自分自身の潜在意識が自分が豊かになることを拒否するようになります。どんな風にして金持ちになったかを詮索するのは、私たち信仰者の仕事ではありません。私たちは、お金持ちや貧乏人の区別なく、神様の愛で愛することであると教えられています。

 「意志」が繁栄の上に、大きな役割をするようです。それで私たちは強い意志を働かせて、家庭の中から無秩序を取り除く必要があります。家庭を秩序づけることこそ、繁栄の姿です。また黙想する意義が書かれています。「私は秩序正しい。私はあらゆる仕事を組織だって行うのである。私は組織的である。私は能率的だ」。このような意味の言葉を祈ると良いとされています。そして、「自分は積極的だ。私は繁栄する」と断言するようにお教え下さっております。私は、いつも「私が行く教区は必ず発展する」と言っています。この言葉こそ、発展の基となると考えます。皆様もどうぞご自分のご家庭を、会社を、学校を必ずよくなると断言しようありませんか。
 愛とは何かというと、「必ずよくなる」と信じて讃嘆することです。悲観的になったり、悲壮になったりするのは、相手の完全さ、無限力を信じていないということになるのではないでしょうか。

 78頁には、「繁栄の道・什一献金」について書かれています。神様は無限供給の源泉です。神様に対する報恩感謝の行としての什一献金であるとしております。十分の一というのは、現代に於いては相当な額になるのではないでしょうか。「献金の報いは必ずある」として、什一献金をするのは本当ではないのです。すでに、報いを受け取っているのです。豊かに与える者は豊かに与えられます。私たち人間は、創造できないくらいのものを神様から恵みを与えれています。それ故に、什一献金を行って、神様に捧げることは昔も今も変わらない繁栄の道であるとしております。
 現代ではどうでしょうか。収入の内、自然界の保護のために、ISOという環境ライセンスを取得するかどうかは、企業にとっては非常に大切な要素になっています。太陽光発電を行って地球温暖化を食い止めることは、自然界に愛を与える事になると考えられます。

 82頁には、与える時の心構えが書かれています。第一は「心から喜んで与える事」であるというのです。しかも、神様は喜んで与える者を愛するとしております。第二は、「献金や報謝は信仰をもってなすこと」とあります。聖使命会員となって、喜びと感謝をもって献金をさせていただこうではありませんか。この度の東日本大震災でも島根教区でも多くの人々が真心の御献金をさせていただきました。この御献金と祈りはは今月末で組織的には終了
しますが、復興はこれからです。少しでも復興に対して継続的にお役に立たせていただきたいと念じております。
 この聖典には、献金の心得と繁栄の秘訣が詳しく説かれております。島根の信徒の皆様、どうぞ原点を拝読いただきたいと存じます。
 
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中内 英生

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